BURNOUT SYNDROMES - 文學少女
https://www.youtube.com/watch?v=4WBpMSP_nq4
ボカロのファンにリーチするためにボカロMV的な様式が求められたが、リリックビデオの基本構造である「文字を読ませる」映像と、そこから一歩踏み出したイメージ先行の映像表現の両立が目指されていた。
おそらく別の文字の別の場所に使われているような筆跡を組み合わせて新しい文字を作っている?
https://gyazo.com/e4f1e59a6d4b2625fd74f5a591e20215
例えばこの「m」とか
文學少女のMV、最初はアートワークを担当した金子開発さんのイラストをメインに使えないかと相談があって。金子さんは当時高校生でMV作るには負担がデカすぎるよね、、てことで金子さん原案のキャラをアニメーターがリデザインしてもらって作る方向性になった
活字でしかできない事や、活字だけでも魅力的に見せる世界観を作ろうという事が、今回の最大のミッションだったと思う。
前史
転校生のVJ
リファレンス
後半の文字のアニメーションがかっこよすぎ
アニメーター畳谷哲也による描き文字によるアニメーション ジャケットにも描かれていた金子開発氏デザインの少女を動かすにあたって、いわゆる商業アニメのようなアニメ用のキャラクターデザインや作画監督、原画・動画マンを現場に入れるようなプロダクションワークで作る予算も時間もなく、かと言って少女を全てイラストでやるには時間的な都合もあって難しいことは容易に想像できた。であれば、作風が異なるアニメーターに曲のパートごとに作画をお願いすれば、それ自体が演出のアイデアになるんじゃないかと考えた。映像の後世が1コーラスと2コーラス同じでも、担当のアニメーターが異なることで大きな変化が作れて飽きずに見てもらえると考えた。